【感想(映画)】アントマン&ワスプ

アントマン&ワスプ (字幕版)

アントマン&ワスプ (字幕版)

  • 発売日: 2018/12/19
  • メディア: Prime Video

インフィニットウォーを無事見終えたので、アントマン&ワスプを観ました。

相変わらず発想が面白いですね。これをこういう形で映像で表現しようという試みが面白いです。ただ、発想の勝利という意味では1の方が新鮮さも工夫もあって面白かったかな。こっちは結構ヒューマンドラマにも重きを置いている感じですね。

ところで、下記の記事で紹介した本からさらに発展して、最近ちょうど量子コンピュータについての本を読んでいたんですね。 ashutaru.hatenablog.com

まあ正直内容は難しすぎて理解出来たのはたぶん二割以下ではあるんですが(後半は読み飛ばしたし)、ちょうど読んだ内容に関連する話題(量子もつれとかね)がストーリーのキーになっている作品だったのでそういう意味でも面白かったです。作中で「仮想通貨もAIも古い。次は量子こそがビッグマネーのチャンスなんだ」みたいな台詞もありましたが、あながち間違ってもいないかもしれませんね。

これでようやくエンドゲーム見れるかな、と思いつつ、せっかくだからキャプテン・マーベルも見るかどうか迷い中。

まあ何はともあれ、明日には自分なりにアベンジャーズシリーズに一区切りつけられそうです。楽しみだぜ。

【感想(映画)】マイティ・ソー バトルロイヤル

マイティ・ソー バトルロイヤル (字幕版)

マイティ・ソー バトルロイヤル (字幕版)

  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: Prime Video

相変わらずスーパー適当な映画でした(いい意味で)。頭空っぽで戦い続ける。神様弱い? 重火器強い? そういうことを考えて見る映画ではない。オーディンのフラッシュバックがギャグっぽい? ええやないか、とりあえずわちゃわちゃ戦いたいんや――制作者のそんな熱いパトスに溢れる作品です。

しかしアベンジャーズシリーズも色んな作品が出てきて、正直もはやソー達の出る幕ではないというか、相対的な戦闘力はだいぶ低いような気がします。もうキャプテンアメリカとかどのぐらいの戦闘力なんでしょうね。この世界にスカウターがないことが悔やまれます。

とりあえず神様も重火器で戦う時代。ラグナロクを経て、新しい時代の幕開けだなという感じがしますね。

ハイパー適当な映画なのでツッコミどころなんて存在しない、すべてがツッコミどころの映画ではあるんですが、ひとつだけツッコませてもらうなら、かませ犬の浅野忠信いる?

ハリウッドにおける日本人の地位の低さを見せつけられる、そんなマイティソーシリーズでした。

【感想(映画)】ドクター・ストレンジ

ドクター・ストレンジ (字幕版)

ドクター・ストレンジ (字幕版)

  • 発売日: 2017/05/03
  • メディア: Prime Video

エンドゲーム見るかーと思ったらまだインフィニティ・ウォーを見てなくて、ついでにいえばドクター・ストレンジマイティ・ソー バトルロイヤルも見てなかったので、48時間というレンタル期間の中すべてを見終える覚悟を決めたかざぽんのすけにございます・x・

それはそれとして、ドクター・ストレンジ、マジで映像がすごい。びっくらこいた。もうこんな映像が見れる時代がきたのね。白黒映画の頃の人達に見せたらどう思うことだろう。未来はなんて明るくて幸せなんだ、と思うだろうか。残念ながら別段幸せではないが、しかしこの映像美はすごい。こういうド直球エンターテイメントに挑めるのがやっぱりハリウッドの魅力ですね。

アベンジャーズシリーズのキャラクターは結構人間性に問題あるやつが多くて、その中で色んなものを手にしたり失ったり、体験していくから面白いと思うんですよね。ドクター・ストレンジもそんな物語性でした。でもあれですね、西洋の人達が東洋に抱く妄想は無限大過ぎて、我々東洋人からすると俺達が生きてる場所って実はすごいのではという謎の錯覚を抱きそうになりますね。ただ、日本は全く舞台になっていないというか無関係なのに見た目が忍者っぽいやつが出てくるのはいかがなものかというか、そのごちゃ混ぜ感がやっぱり無限大妄想って感じでもありますね。

なにはともあれ、このやりたいことを全力でやったった感。素晴らしい。面白かったです。

【感想(小説)】愛がなんだ

愛がなんだ (角川文庫)

愛がなんだ (角川文庫)

【公式あらすじ】
「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」――OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき……。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、〈全力疾走〉片思い小説!


久しぶりに一般文芸小説を読んだような気がします。
分かりやすいエンタメではないですし、キャラクターも歪んだやつばかり(主人公はカジュアルストーカーだし)ですが、するすると読み耽ってしまう不思議な物語でもありました。言葉のリズムなんですかね。厭世的な空気感に押し流されるまま、結末まで辿り着いたような、そんな気がします。その結末もまたこの主人公にしか到達しえない境地のようにも思えましたが、だからこそ面白いのか。

ところで、生々しい女性キャラクターを描く女性作家の作品に登場する男性キャラクターはだいたいクズの傾向にあるように思えるのですが、気のせいですかね。
何でこんなにクズばっかり出てくるのだろうとよく思う気がします。別に男性を立派に描いて欲しいとはこれっぽっちも思ってはいないのですが、にしてももう少しまともなやつはおらんのかとも思いつつ、でもクズの方が物語が面白くなるのかなあとも思ってみたり。

なにはともあれ、名前はよく拝見していたものの、今まで読んでこなかった作家さんだったので、結構新鮮な作品でした。
機会があれば別の作品も読んでみたいかもしれない。

【感想(本)】noteではじめる 新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活

有料コンテンツの配信が出来るということで、クリエイター内でも話題になったSNS「note」に関する本。

「note」というコンテンツの名前はちょいちょい聞くけれど、いまいちどういうものなのか詳細には知らなかったので、ちょうどkindleで無料だったので読んでみました。

内容はnoteに関する手順やノウハウが四割、noteをモデルにしたそもそものブログや記事の作り方が六割といったところでしょうか。無料でやってる人、有料でやってる人の体験談等も紹介されているので、どういうことをやりやすいコンテンツなのかはわかりやすかったかなと思います。
コンテンツをまとめて配信することができるマガジン機能とかは確かに面白いかもなーと感じました。

ただまあ、読んでみた結論として、自分がnoteをやることはなさそうです。
それは本の善し悪しってことではなくて、noteというコンテンツをある程度理解したからこそ、自分のスキルやスタンスとは噛み合わないなと思ったということです。

新しくブログ等をはじめようとした人がやるなら選択肢としてありだとは思うのですが、既にブログ等をやっている人がやるのであれば、メリットになるのはやっぱり「有料化」の部分になると思うんですよね。どちらも無料でやるなら別にnoteである必要はないかなと。

んで、そう考えた時に、自分には有料で売れるような記事は書けませんし、また有料記事を書けるように努力する予定もないです。
唯一、以前サイトをやっていた三人でまた小説配信とかやる場として面白いかもなとは思ったのですが、友人と話し合った結果、やっぱり「別にnoteじゃなくていい」という結論に。

ただ、何か売り込みたいコンテンツがあるとか、これから新しく表現・発信の場を模索している人が手を出すには、面白い選択肢かもしれませんね。
創作支援機能であるpixivFANBOXも有料機能がありますが、色んな分野のコンテンツを扱えるという意味では、noteの方が自由度は高いと思います。