2020年12月感想まとめ
映画
恋は雨上がりのように(監督:永井聡、主演:小松菜奈)
Youtube垂れ流してる時に
この映画の主題歌「フロントメモリー」が流れてきて(いい曲です)、
見てみようかなと思った映画。
何か特別なことが起きる訳ではないんだけど、
基本的にはとても丁寧に描かれていて気持ちの良い終わり方だった。
主演の小松菜奈はとにかく可愛かったし(特に部屋着やばいな!)、
むすっとした表情がデフォの恋に実直にイケイケな女の子というのも
自分はあまり見たことがなかったので何だか新鮮な感じがした。
ただところどころ極端過ぎて逆に白けてしまう場面があり、
特に終盤のとあるシーンでは「ええ、首でござるかー!?」と
思わず突っ込んでしまった……もっと他に伝え方はなかったのだろうか。
変態仮面(原作:あんど慶周、監督:福田雄一、主演:鈴木亮平)
見よう見ようと思ってそのままになってたんですが、
話題から随分遅れてようやく見ることが出来ました。
まあ最初から最後まで意図的かつ本気のB級映画ですね。
役者の頑張りが色んな意味で凄すぎてやばいっす(笑)。
変態仮面VS偽変態仮面はあまりにも濃厚過ぎて、
この二人(鈴木亮平と安田顕)にしか出来ないわなあ。
まあでも一本で十分お腹いっぱいになったので、
Ⅱは見ない……気がします('ω')
アニメ
鬼滅の刃 全24話(原作:吾峠呼世晴、制作:ufotable)
遅ればせながら話題のアニメ「鬼滅の刃」を全話見ました。
最初はどうかなと思ったけど、第四話ぐらいから止まらなくなりましたね。
アニメーションとしての出来も凄くいいし(十九話とか映画かよと思った)、
魅力的なキャラクターに彩られたストーリーもとても面白かったです。
お気に入りのキャラクターは善逸かな、声優さんの演技も素晴らしかった。
それにしてもサクナヒメといい、今年は和風作品が話題になりましたね。
和風作品の魅力は自分もよくわかるけど、いざ作るとなると大変なんすよねえ。
ひとまず続きが気になるので、原作買おうかな。
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Dr.STONE 全24話(原作:稲垣理一郎 / Boichi、制作:TMS/8PAN)
正直絵柄があまり自分の好みではないので、
人に薦められなければ見ることはなかったであろう本作。
やべえ、面白れえ(興奮
ストーリー展開や伏線がよく出来ているし、
どこまで現実的なのは詳しくないから全然わからないけど、
少なくとも素人目には十分な説得力があってとても楽しい。
何より、子供達が科学というものに興味を持てるであろう
展開・構成は非常に好感が持てます。
自分の世代でいえばヒカルの碁やテニスの王子様のような、
これをきっかけとした世代の台頭に繋がって欲しいですね。
こちらも第二期が楽しみです。
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マンガ
チェイサーゲーム 5巻(原作:松山洋、作画:松島幸太朗)
主人公の歪みと、ままならない現実とのぶつかり合いが見えてきて、
ぐぐーっと面白くなってきた!
久井田が退職してしまったのは何だか悲しいけれど、
実際ゲーム作りは何となくの熱量では成し遂げられないのだ、と
フリーゲームを作っていてさえ思うのだからプロは余計大変だろう。
実際自分の職場(ゲームとは無関係)にも、
別段この仕事好きじゃないんだろうなーという人は多いというかたぶん九割。
普通の仕事の多くは割り切って続けることも出来るけど、
クリエイティブな仕事は割り切りでは続かないってことかねえ。
何はともあれ、この物語がどこへ辿り着くのか、続きが楽しみ!
鬼滅の刃 全23巻(作者:吾峠呼世晴)
アニメが面白かったので原作も一気に読んじゃいました。
最初の数巻はコマ割りがあまり上手ではないというか、
アニメに比べると迫力に欠ける場面もままあった印象ですが、
それ以降(柱が出てくる辺りから)は
きちんと動きのふり幅が感じ取れる描き方にになっていて、
最後までノンストップで楽しめました。
死にキャラがいない、どのキャラも魅力に溢れているのがすごいですね。
そしてそんな中での最終決戦、まっこと熱かった!
もう少し長く続けようと思えば続けられたとは思いますが、
名残惜しいくらいがちょうどいいとも言います。
だらけることなく隅々まで面白かった!
ゴールデンカムイ 24巻(作者:野田サトル)
相変わらず一筋縄じゃいかねえ連中ばっかりだぜ!(誉め言葉
それにしても一気に入れ墨のキャラ増えたなあ。
なんだかんだと少しずつ終わりに近づきつつあるということなんだろうか。
登場人物みんな魅力的だからわりとみんな幸せになって欲しいと
願っているのだけれど、このマンガそんなに甘くないから
ハラハラドキドキ、次巻を待つ!
本(小説以外)
最高の体調 ACTIVE HEALTH(作者:鈴木祐)
進化医学の観点と過去の実験・論文から
科学的に現代が抱える文明病の原因と対策を分析し、
生きやすい環境を作る、ひいては最高の体調を作ろうという趣旨の本。
まあこの手の本は根拠となるエビデンスも
さも信憑性があるかのように語ってしまえばそれっぽくなるし、
科学的アプローチは研究が進むと意見が180度変わることもよくあるので、
あんまり鵜呑みにしてはいけないとは常々思う。
が、この本は「そう上手くはいかないですよね。なので……」と
二段階のアプローチを示してくれているので、
そこが逆に説得力を高めているのかなと感じました。
文章力が高く、無駄のない論理的な記述ですらすら読めるので、
単純に雑学本として読んでも十分楽しめるかもしれない。
2020年11月感想まとめ
映画
・ドクター・ストレンジ 3D
(監督:スコット・デリクソン、主演:ベネディクト・カンバーバッチ)
実家にあるテレビが、
かつて話題になったタイミングで購入した3D対応TVなのですが、
たぶんまだ3D機能を3回ぐらいしか使ったことがない(死
というわけで以前アマプラで見てその映像美に感動した本作を3Dで見てみました。
映像はね、やっぱりすごい。
特にラストより少し前のアクションシーン(ロンドン街中での戦闘シーン)には
ひたすらに圧倒された。この部分だけでも一見の価値はある。
「ここを3Dで見たらどうなるんだろうな」という期待感から
わざわざお高い3D版を購入して、胸躍らせながら見てみた訳だが……。
……うーん、凄いは凄いけど、ただひたすらに目が疲れる……。
結局3DSの3D機能と同じで、3Dであるメリットがまだまだ小さい、
あるいはメリットを帳消しにしてしまうぐらいデメリットが大きいんだよね。
もう少し進化すればその価値はあがるかもしれないけど、
今はまだ未完成な技術という印象は拭えない。
まあ4回も見れば元は取れた、と思うしかないかな(;^ω^)
本(小説)
・さよならの言い方なんて知らない。4巻(作者:河野裕)
PORT、平穏な国、ミケ帝国、エデン、そしてキネマ倶楽部。
五つ巴ぐらいの戦いが繰り広げられた訳ですが、
主人公香屋歩の能力「Q&A」は戦闘には全く役に立たないので、
必然的に主人公以外の誰かの視点で戦況が語られていくことになる。
トーマ、白猫、ユーリイ、月生、キド。
彼らは確かに魅力あるキャラクターではあるんだけど、
そうはいっても物語の中心はやっぱり香屋でなければならない。
ここが本作の、とりわけ4巻の構成を非常に難しくしているように思う。
物語を牽引する力は完全ではなかったが、
その難しさを多少強引にでも乗り越えるだけの力を見せてくれたので、
ゼロ番目のイドラとは何なのか、次の巻を待ちたいと思います。
本(小説以外)
・ミステリーの書き方(作者:日本推理作家協会)
ミステリーの書き方というお題目の本ではありますが、
がっつり小説の書き方をレクチャーするための本ではなく、
どちらかというとミステリー小説の書き方をテーマとした
売れっ子作家達のエッセイ集といった印象の本。
結局人によって真反対なことを言う人もいるし、
超絶ロジック固めな人もいれば完全に感性頼みの人もいて、
つまるところ「これが正しい書き方」なんてものはないんですよね。
これは常々感じていることではありますが、
他人と同じ轍を踏んだからといって他人になれる訳ではないのです。
だからまあミステリーの書き方を求めて読むのであれば、
自分にも合いそうな考え方や取り組み方があれば真似してみる
ぐらいの感覚でいるのがちょうどよいと思うし、
普通にエッセイ集として読む分にもなかなか面白かったです。
2020年10月感想まとめ
マンガ
・ダンジョン飯9巻(作者:九井諒子)
何か色々と複雑になってきたというか、
飯じゃない話題の比重がどんどん大きくなってきてますね。
あと3巻ぐらいで完結するのかなあ、と何となく予想。
マルシル好きなんでマルシルの過去話読めたのがよかったです。
・食キング全巻(作者:土山しげる)
なんかふとまた読みたくなって全話読破。
冷静に考えなくても料理には直結しない謎のトレーニングと、
常に上から目線なのにメンタル弱すぎ北方さん(主人公)の、
程よく無茶苦茶なストーリー展開とベタなハッピーエンドが
なんだかんだ面白いんだよなあ、としみじみ。
作中に出てくるような庶民的な中華屋は
自分の周りからどんどんなくなってしまったので、
ある種の懐かしさみたいなのもあるのかもしれない。
店行くと暇そうに新聞とかテレビ見てる店主が作る、
安い割にめちゃくちゃうまい野菜炒め定食とか、
そういうのってなんかいいですよね。
本(小説)
・ビアンカ・オーバースタディ(作者:筒井康隆)
筒井康隆ってラノベ書いてたんかい、という衝撃のまま読んでみた作品。
普通の人生に飽き飽きしてるとことかイラストがいとうのいぢなところとか
もはや筒井版「涼宮ハルヒ」といっても過言ではなく、
未来人とかタイムトラベルとか美少女のオンパレードとか確かにすごくラノベ的だ。
が、主人公は人間の生殖に興味を持っていて受精実験を繰り返しており、
ウニでは満足出来なくなって身近な男性に手を出し始める冒頭からして
「へ、変態だー、俺達の知ってる筒井康隆だー!」ってなった(真顔)
面白いか面白くないかでいえば奇想天外ではあるがそんなに面白くはないし、
ちゃっかり現代社会や現代人批判を入れてくる辺りも若者受けはしなさそうだが、
ラノベ的キャラを意図的に一歩外してくる(七十歳を超えた大御所が、だ)キャラ作りや
全章でほぼ共通しながらも惹きつけられる冒頭の文章(※)など、
大御所らしい実力と大御所らしくないチャレンジを見れて、
そういう意味ではとても面白かった。
※第一章は無料公開されているため、引用します。すごくリズム感がいい。
見られている。
でも、気がつかないふりをしていよう。
気がつかないふりをしていると思われてもかまわない。
いつも見られているから平気なんだと思わせておけばいい。
実際、もう慣れっこになってしまっているし、慣れっこにされてしまっているのだ。男の子たちの視線に。みんながわたしを見る、その何かを恋い願うような視線、慕い寄るような視線、粘りつき、からみついてくるような視線に。
わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗な女の子だということを。
本(小説以外)
・日本語の作文技術(作者:本多勝一)
いちおう物書きではありますが、小説のためではなく、
仕事柄文章を書く機会が多いので、
うちの社長がオススメしていた日本語の本を読んでみました。
わりと感覚で自然とやっていることが大半だったので
新しい知見は少なかったですが、
少し論理的に「なぜこの文章はいまいちなのか」は
説明出来るようになった気がします。
特に修飾語の順番や翻訳文がなぜ気持ち悪くなるのかについては、
「なるほどなー」という感じ。
反面、改行については、
ただ読みやすさのためだけに改行すべきではなく、
思想の単位で改行していくべきという論立ては自分も賛成だが、
「これが俺の思想の単位なんだ。だから改行しなくてもいい!」
といって数ページも改行しないことをドヤるのは正直違うと思う。
思想の塊をどの要素レベルで分解するかで単位は変わってくるわけで、
細かく要素を区切っていけば改行は増やせるし、
そっちの方が読みやすいなら断然その方が読者にとっていい。
改行のタイミングも文体であり、面白い文章の人は改行少なくてもすらすら読めるが、
少なくとも改行が不必要に少ないこの人の文章は読んでてずっしり疲れるので、
それが書き手側の独善に依存しているのは否めないように感じた。
・リーダブルコード(作者:Dustin Boswell、翻訳:角征典)
事情があって再読した本。
数年振りに読んでみたが、今の自分にはもう必要なさそう。
そういう意味では、書かれている内容がきちんと自分の身についていること、
改めてコーディングをする上で本当に基礎的なことを確認することが出来たので、
読み直したこと自体は無駄ではなかったと思う。
C++のコード例が多く独特の翻訳調も相まって読み辛さはあるが、
日常的にコーディングする機会のある人は一度は読んでみていい本だと思う。
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2020年09月感想まとめ
ドラマ
・半沢直樹(新シリーズ)全話(原作:池井戸潤、脚本:丑尾健太郎)
満を持しての新シリーズですね。見逃し放送で一気見して最終話に臨みました。
相変わらずのジェットコースターエンターテイメントで、抜群に面白い。
いつものメンツも出てくると嬉しい。これはシリーズならではの喜びですよね。
やっぱり2013年版に比べると新鮮さはないですが、
それでも飽きさせないストーリー構成、素晴らしい配役、
そして圧倒的な痛快さ、2013年版を逆手に取った演出等、
文句なしに万人に薦められるエンターテイメントでした。お見事!
まだ円盤はないので原作小説貼っときやす。
アニメ
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか全13話
(原作:大森藤ノ、制作:J.C.STAFF)
随分と前に知人に薦められていたことを唐突に思い出して視聴。
主人公は駆け出し冒険者なので見せ場をどう作るのかなと思っていたのですが、
例えば装備が新しくなることのワクワクやミノタウロスと必死に戦うシーン、
レベルアップやスキル習得に一喜一憂する姿など、
RPG的な喜びがレアスキル「リアリス・フレーゼ」による
急成長の中に色々詰まっていて結構面白かったです。
(最終話は結構唐突な展開だったけど)
まあ持ってる能力はかなりチートなんだけど、
必ず苦戦するチートというか、サイヤ人的能力というか、
そういう設定的な上手さが光る作品でしたね。
あとなんだかんだ神様が可愛い。
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・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ全12話
(原作:大森藤ノ、制作:J.C.STAFF)
続きでござる。
OP見ていてふと思ったのだが、どことなくサモンナイト的空気感があるかも。
お人よしの主人公と、その主人公に惹かれた仲間が次々と集う感じがね。
しかしⅠと違ってダンジョン探索はほとんど話に関わりがなく、
もっぱら神様同士もといファミリア同士の抗争に終始しており、
終わり方も正直惹きには欠ける感じだったので、
そういう意味では冒険者らしいエピソードがメインだったⅠの方が
個人的には面白かったかなあという印象でした。
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マンガ
・進撃の巨人32巻(作者:諫山創)
アニメがFinalSeasonらしいですが、もう終わるってことなのか?
確かに終わりそうな流れではあるが……。
エレンの真意が分かる前巻までの流れは面白かったが、
今回の巻はちょっと勢いが停滞しちゃってる感があるかも。
でもここまできたからには最後まで見届けたいですね。
・僕のヒーローアカデミア28巻(作者:堀越耕平)
うーん、圧倒的絶望感……。
シャーマンキングのハオ様を思い出すぜ(世代がバレる
主人公が大きすぎる能力を扱えない=まだ強化の余地を残しているので、
こっからどう立ち向かっていくか、次巻も楽しみですね。
・ゴールデンカムイ23巻(作者:野田サトル)
登場人物が増え過ぎたかな、ストーリーの進みがちと遅くなってるかも。
でもいいところで終わっちゃったしやっぱ続きが気になるなあ。
面白いんだけど悲しいのは、この作品は魅力的なキャラがいっぱいいるけど、
思いがけないタイミングであっさり死んでいくこともままあるということ。
でもだからこそ面白いってことでもあって……ジレンマ!
・ブルーピリオド1~8巻(作者:山口つばさ)
めちゃくちゃおもすれ~~~!!!!!
ひょんなきっかけから高校三年間近になって美術の道を志すと決めた少年と、
芸大受験等の過程で彼が出会うたくさんの人々を描いた群像劇なんですが、
美術というものをある程度技術的に解説してもらえるのも面白いし、
どのキャラクターもとても魅力的(お気に入りはユカちゃん)。
何より創作で生きることを一度でも本気で志したことのある者なら
多くの人が経験するであろう、歓喜・苦悩・挫折・焦燥感に満ち溢れた物語には
強烈に感情を揺り動かされるものがありますね。オススメ!
本(小説)
・四畳半タイムマシンブルース(作者:森見登美彦)
四畳半神話大系の続編的扱いの長編小説。
最後まで読んだら別の名前で原案の記載もあったので、
アイディアはその人がやって書いたのはもりみーってことなんだろうか。
正直四畳半神話大系の続編を書く必要はあまり感じなかったので、
そう言われれば納得出来る気もする。
時間旅行による弊害を軸にしたストーリー展開は面白かったが、
やはり太陽の塔や四畳半神話大系の頃の突き抜け方はなくて、
よくも悪くも昔程バカバカしくなかったのがちょっと寂しくもあった。
まあただの思い出補正に過ぎないのかもしれないけど……。
本(小説以外)
・独習Git(作者:Rick Umali、訳者:吉川邦夫)
いい加減ちゃんと覚えるか、と思って読んでみました。
海外の翻訳物なので、どうしても文章がすっと入りにくいところはあるが、
だいたい一章につき一時間で読めるように
意図的に区切られている点は非常にありがたかった。
TeamFoundationServerだとどうしてもサーバーが必要になるので、
今後の共同制作ではGit(とGitHub)をうまく活用していきたいところである。
2020年08月感想まとめ
ドラマ
・アンナチュラル第一話(脚本:野木亜紀子、主演:石原さとみ)
ドラマ自体は放送当時に見ていたのですが、
評判を聞いて見始めた頃には第一話の録画が消されていて見れなかったので、
改めて第一話だけ見ました。
やっぱおもすれ~~~~!
自分が見てきた中でもトップクラスに面白いドラマですね。円盤買おうかしら。
登場人物も好きな役者さんばかりだし、中堂さんいいキャラ過ぎるし。
しかも改めて見ると最終話の伏線仕込んであるやん、すげえな!
もし続きをやるようなことがあれば、是非見てみたいものです。
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アニメ
・Fate/Zero全話(原作:TYPE-MOON・虚淵玄、制作:ufotable)
だいぶ今更ですがFate/Zeroを見ました。Fateの前日談ですね。
やっぱり聖杯戦争と英霊という構造そのものが非常に面白いのですが、
そこに個性溢れるキャラクターが絡み合ってまさに真のエンタメって感じですね。
士郎と切嗣、同じものを夢見た者の表と裏という感じで、
それぞれが辿り着いた風景の違いが本当に面白かったです。
個人的にはウェイバーが物語の展開にいい塩梅をもたらしていて、
好きなキャラでした。やっぱヘタレ浪川は最高だな!(ォィ
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・幼女戦記全話(原作:カルロ・ゼン、制作:NUT)
友人に薦められたので一気に見てみました。
恐らく自分の好みの作品ではないので没頭するような感じはなかったですが、
キャラクター性や構成力、知識や物語展開など、
売れる作品としてのエンタメパワーを強く感じましたね。
なんだかんだ最後まで飽きずに見られました。
特に後半の盛り上がりはよかったです。
映画
・劇場版幼女戦記(原作:カルロ・ゼン、制作:NUT)
主人公や世界観に対する説明はなかったので、
構成的にはテレビアニメの完全なる続きですね。劇場版単品では見れないです。
テレビアニメで残しておいた関係性を中心に描かれており、
さすが劇場版というべきか、後半のバトルシーンは素晴らしかったです。
まあ原作が完結していないのもあり、アニメも映画も続けられるように作っているので、
「終わったなあ」みたいな満足感はないですが、
ひとつのエンタメとしてきっちり仕上がっている作品でした。
・フォードvsフェラーリ
(監督:ジェームズ・マンゴールド、主演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール)
ル・マン24時間レースというレーシングカーの世界三大レースのひとつを舞台とした、
フォード社vsフェラーリという歴史的実話を基にした映画。
飛び抜けて何かがすごいという訳ではないが、非常に安定した面白さのある作品であり、
多くの人に「面白かったよ」と薦められるエンタメ映画になっている。
といっても思春期の子供達に見せた場合、
「大人って……」と人間不信になる可能性もあるので、
薄汚い大人達と熱意溢れる男達の共演を楽しめる方にこそオススメかも。
マンガ
・ますたーあっぷ!1巻(原作:仁藤砂雨、作画:湧井想太)
原作者の体験に基づくブラックゲーム制作会社の4コマ漫画。
まあよくある可愛い女性キャラのオンパレードでマイルドに包み込む手法なので、
社畜ちゃんのゲーム制作会社版といったところ。
とはいえこの手のブラック話は、今はもう世に散々出回っているので、
全体的に既視感がすごいというのが難点かもしれない。
・西荻窪ランスルー全4巻(作者:ゆき林檎)
アニメ制作会社を舞台にした少女漫画。
アニメ制作会社の過酷さアピールを売りにしている訳ではなく、
少女漫画特有の人間模様や恋愛関係をアニメ制作会社舞台にやってみた、
といった内容の作品なので、アニメ要素は後半になると基本ただの舞台装置と化す。
久しぶりに少女漫画的テイストを味わったので懐かしかったけど、
わりと唐突かつあまりにも無難過ぎる終わりだったのがちょっと消化不良感。
・東京トイボクシーズ2巻(作者:うめ)
面白いには面白い。が……。
やっぱり格闘ゲームの試合を漫画で描くのは非常に難しそうだ。
特に本作はオリジナルの格闘ゲームであるため、余計に頭に入りにくい。
権利関係で一回やらかしちゃったとはいえ、そういう意味では
ハイスコアガールみたいに実在のゲームを扱えると少しは楽なんだけど、
なかなかそれは難しいよねえ。
ゲーム
・ドラゴンボールファイターズ(開発:アークシステムワークス)
キャラゲーだしなーと思って手を出してこなかったんですが、
友人に誘われて購入。これがまたくっそ面白かった!
システム要素自体は恐らくブレイブルーやギルティより多いんですが、
とにかく連打でコンボできるしコマンドは簡単だし、
購入していきなりわちゃわちゃそれなりに戦えるのがとてもいい。
原作再現もめちゃくちゃ手が込んでいて、
興味あるんだけどどうしようか迷ってる人には是非オススメしたい。
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・機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON(開発:バンダイナムコゲームス)
もはや家庭用が出ることはないと噂されていたマキブが何故か今更発売。
バーサスという、キャラゲーにも関わらず参戦機体をケチった家庭用最新作以降、
随分と長いこと待たされたが、ようやく充実したラインナップで遊べるのが嬉しい。
FPSを除く協力プレイゲーって意外とメジャータイトル少ないので、
やっぱりこのゲームは友達とわいわい遊べてとても楽しいですね。
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本(小説)
・他人の顔(作者:安倍公房)
安倍公房の本を読むのはこれで2回目だが、長編は初めてかもしれない。
薬品による事故により顔を失った男が他人の顔で象った仮面を作り、
自らと他者との繋がりを取り戻そうとする話なのだが、
とかくその鋭い洞察力には文章量的にも圧倒されるだろう。
顔というものが他者との関係性の通路だなどと考えたことは一度もないが、
男の境遇にのめり込んでいくと、ある種の倒錯のようにさえ感じられた理論が、
いかにも真実めいて見えてくるものだから、
自分の中にあった正しさを少しずつ失っていくような、そんな気持ちになりました。
あとこの人の描く女の人は随分と体温のあるなまめかしさがあって結構エロい。
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本(小説以外)
・バッタを倒しにアフリカへ(作者:前野ウルド浩太郎)
おもしれ~~~~~!!!
前々から気になってはいたのですが、こんなに面白いとは。
まさに事実は小説より奇なりというべきか。
的確かつ軽快な語り口と未体験ノンフィクションが
泣ける笑える茫然とするそして格好いいと、もはや非の打ちどころがない。
オススメです。騙されたと思ってぜひ!
- 作者:前野 ウルド 浩太郎
- 発売日: 2017/05/26
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・アウトルック最速仕事術 年間100時間の時短を実現した32のテクニック(作者:森新)
職場でお借りした一冊。
正直誇大広告というか、劇的な変化のあるテクニックは少ない。
調べればわかるショートカット説明が大半を占めているため、
自分で購入して読んでいたら値段に対して割に合わないなあと思ったかも。
ただ、部分的には「ほへーん」と思えた機能紹介もあったので、
役に立たないとまでは言えないところがまた微妙なところ。
PCに不慣れで一日の大半をoutlookに費やしてる自覚のある人なら
読んでみてもいいかもしれない。