【ウディタ】初心者向けテクニック1(円座標の算出)
1.円座標の算出
半径(r)の長さが決まっている円の座標計算を行う場合、
三角関数を用いることで、
任意の角度(Θ)のx,y座標を算出することができます。
【x座標の算出】
x = r * cosΘ
【y座標の算出】
y = r * sinΘ
2.sinとかcosとか分からなくてもOK
sinとかcosとかチンプンカンプンという人もいると思いますが、
ウディタの場合は角度からsin,cosを算出する機能が備わっているため(図2-1)、
難しいことを考えなくてもOKです。
「手順通りに計算すると円周上の座標を計算できるらしいぞ」
ぐらいの軽い気持ちで使ってみましょう。
3.円座標の算出(ウディタ)
先程の公式に合わせて、
半径rと角度Θにおける円周上の座標算出を
ウディタで行う場合は下記のようになります(実例は図3-1)。
【x座標の算出】
cosΘ = ウディタのcos算出機能 ( Θ * 10 )
x = r * cosΘ
x /= 1000
【y座標の算出】
sinΘ = ウディタのsin算出機能 ( Θ * 10 )
y = r * sinΘ
y /= 1000
ウディタ側に記載もある通り、
sin・cosの算出に用いる角度は掛ける10してあげる必要があるのと、
算出されたsin・cosは掛ける1000の値になっているため、
最後に割る1000してあげる必要がある点に注意ですね。
4.サンプルコモン
画面中央からランダムの角度に向かって
ピクチャが飛んでいくサンプルコモンを置いておきます。
https://kazaeditor.net/asset/Tech01_SampleCommon.zip
円形の座標が算出できると、
リングコマンドの実装なんかもできそうですね。