2020年08月感想まとめ
ドラマ
・アンナチュラル第一話(脚本:野木亜紀子、主演:石原さとみ)
ドラマ自体は放送当時に見ていたのですが、
評判を聞いて見始めた頃には第一話の録画が消されていて見れなかったので、
改めて第一話だけ見ました。
やっぱおもすれ~~~~!
自分が見てきた中でもトップクラスに面白いドラマですね。円盤買おうかしら。
登場人物も好きな役者さんばかりだし、中堂さんいいキャラ過ぎるし。
しかも改めて見ると最終話の伏線仕込んであるやん、すげえな!
もし続きをやるようなことがあれば、是非見てみたいものです。
- 発売日: 2018/07/11
- メディア: Blu-ray
アニメ
・Fate/Zero全話(原作:TYPE-MOON・虚淵玄、制作:ufotable)
だいぶ今更ですがFate/Zeroを見ました。Fateの前日談ですね。
やっぱり聖杯戦争と英霊という構造そのものが非常に面白いのですが、
そこに個性溢れるキャラクターが絡み合ってまさに真のエンタメって感じですね。
士郎と切嗣、同じものを夢見た者の表と裏という感じで、
それぞれが辿り着いた風景の違いが本当に面白かったです。
個人的にはウェイバーが物語の展開にいい塩梅をもたらしていて、
好きなキャラでした。やっぱヘタレ浪川は最高だな!(ォィ
Fate/Zero Blu-ray Disc Box Standard Edition
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: Blu-ray
・幼女戦記全話(原作:カルロ・ゼン、制作:NUT)
友人に薦められたので一気に見てみました。
恐らく自分の好みの作品ではないので没頭するような感じはなかったですが、
キャラクター性や構成力、知識や物語展開など、
売れる作品としてのエンタメパワーを強く感じましたね。
なんだかんだ最後まで飽きずに見られました。
特に後半の盛り上がりはよかったです。
映画
・劇場版幼女戦記(原作:カルロ・ゼン、制作:NUT)
主人公や世界観に対する説明はなかったので、
構成的にはテレビアニメの完全なる続きですね。劇場版単品では見れないです。
テレビアニメで残しておいた関係性を中心に描かれており、
さすが劇場版というべきか、後半のバトルシーンは素晴らしかったです。
まあ原作が完結していないのもあり、アニメも映画も続けられるように作っているので、
「終わったなあ」みたいな満足感はないですが、
ひとつのエンタメとしてきっちり仕上がっている作品でした。
・フォードvsフェラーリ
(監督:ジェームズ・マンゴールド、主演:マット・デイモン、クリスチャン・ベール)
ル・マン24時間レースというレーシングカーの世界三大レースのひとつを舞台とした、
フォード社vsフェラーリという歴史的実話を基にした映画。
飛び抜けて何かがすごいという訳ではないが、非常に安定した面白さのある作品であり、
多くの人に「面白かったよ」と薦められるエンタメ映画になっている。
といっても思春期の子供達に見せた場合、
「大人って……」と人間不信になる可能性もあるので、
薄汚い大人達と熱意溢れる男達の共演を楽しめる方にこそオススメかも。
マンガ
・ますたーあっぷ!1巻(原作:仁藤砂雨、作画:湧井想太)
原作者の体験に基づくブラックゲーム制作会社の4コマ漫画。
まあよくある可愛い女性キャラのオンパレードでマイルドに包み込む手法なので、
社畜ちゃんのゲーム制作会社版といったところ。
とはいえこの手のブラック話は、今はもう世に散々出回っているので、
全体的に既視感がすごいというのが難点かもしれない。
・西荻窪ランスルー全4巻(作者:ゆき林檎)
アニメ制作会社を舞台にした少女漫画。
アニメ制作会社の過酷さアピールを売りにしている訳ではなく、
少女漫画特有の人間模様や恋愛関係をアニメ制作会社舞台にやってみた、
といった内容の作品なので、アニメ要素は後半になると基本ただの舞台装置と化す。
久しぶりに少女漫画的テイストを味わったので懐かしかったけど、
わりと唐突かつあまりにも無難過ぎる終わりだったのがちょっと消化不良感。
・東京トイボクシーズ2巻(作者:うめ)
面白いには面白い。が……。
やっぱり格闘ゲームの試合を漫画で描くのは非常に難しそうだ。
特に本作はオリジナルの格闘ゲームであるため、余計に頭に入りにくい。
権利関係で一回やらかしちゃったとはいえ、そういう意味では
ハイスコアガールみたいに実在のゲームを扱えると少しは楽なんだけど、
なかなかそれは難しいよねえ。
ゲーム
・ドラゴンボールファイターズ(開発:アークシステムワークス)
キャラゲーだしなーと思って手を出してこなかったんですが、
友人に誘われて購入。これがまたくっそ面白かった!
システム要素自体は恐らくブレイブルーやギルティより多いんですが、
とにかく連打でコンボできるしコマンドは簡単だし、
購入していきなりわちゃわちゃそれなりに戦えるのがとてもいい。
原作再現もめちゃくちゃ手が込んでいて、
興味あるんだけどどうしようか迷ってる人には是非オススメしたい。
【PS4】ドラゴンボール ファイターズ デラックスエディション
- 発売日: 2019/01/31
- メディア: Video Game
・機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON(開発:バンダイナムコゲームス)
もはや家庭用が出ることはないと噂されていたマキブが何故か今更発売。
バーサスという、キャラゲーにも関わらず参戦機体をケチった家庭用最新作以降、
随分と長いこと待たされたが、ようやく充実したラインナップで遊べるのが嬉しい。
FPSを除く協力プレイゲーって意外とメジャータイトル少ないので、
やっぱりこのゲームは友達とわいわい遊べてとても楽しいですね。
【PS4】機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON
- 発売日: 2020/07/30
- メディア: Video Game
本(小説)
・他人の顔(作者:安倍公房)
安倍公房の本を読むのはこれで2回目だが、長編は初めてかもしれない。
薬品による事故により顔を失った男が他人の顔で象った仮面を作り、
自らと他者との繋がりを取り戻そうとする話なのだが、
とかくその鋭い洞察力には文章量的にも圧倒されるだろう。
顔というものが他者との関係性の通路だなどと考えたことは一度もないが、
男の境遇にのめり込んでいくと、ある種の倒錯のようにさえ感じられた理論が、
いかにも真実めいて見えてくるものだから、
自分の中にあった正しさを少しずつ失っていくような、そんな気持ちになりました。
あとこの人の描く女の人は随分と体温のあるなまめかしさがあって結構エロい。
- 作者:公房, 安部
- 発売日: 1968/12/24
- メディア: 文庫
本(小説以外)
・バッタを倒しにアフリカへ(作者:前野ウルド浩太郎)
おもしれ~~~~~!!!
前々から気になってはいたのですが、こんなに面白いとは。
まさに事実は小説より奇なりというべきか。
的確かつ軽快な語り口と未体験ノンフィクションが
泣ける笑える茫然とするそして格好いいと、もはや非の打ちどころがない。
オススメです。騙されたと思ってぜひ!
- 作者:前野 ウルド 浩太郎
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
・アウトルック最速仕事術 年間100時間の時短を実現した32のテクニック(作者:森新)
職場でお借りした一冊。
正直誇大広告というか、劇的な変化のあるテクニックは少ない。
調べればわかるショートカット説明が大半を占めているため、
自分で購入して読んでいたら値段に対して割に合わないなあと思ったかも。
ただ、部分的には「ほへーん」と思えた機能紹介もあったので、
役に立たないとまでは言えないところがまた微妙なところ。
PCに不慣れで一日の大半をoutlookに費やしてる自覚のある人なら
読んでみてもいいかもしれない。